たとえ知識や才能に足りないところがあっても、なんとしてもこうしたいという強い熱意があれば、必ず知恵が湧き、工夫が生まれてくる。また、その熱意に打たれて、知恵ある人は知恵を、才能ある人は才能をというように、周りの人がそれぞれに自分のもてるものを提供してくれる。だから、経営者、責任者は、才能のないことを憂える必要はないが、熱意のないことを何よりも恐れなくてはならないのである
自分はいいと信じて、時間をつぎこんで作ったものが、出してみると「ふーん」の3秒で去られるとか、そういうときの感覚は、なかなか耐性が必要w
643 名前:おさかなくわえた名無しさん@\(^o^)/[sage] 投稿日:2014/04/19(土) 23:47:05.16 ID:YiwiuJdN
10年ほど前のこと。
当時全寮制の学校にいて、外出許可でバイトに行って20時頃に帰寮のために夜道を自転車で走っていた。
寮は少し丘の住宅街にあって、登りを必死にこいでいたら突然横から人が出て来て自転車を蹴られて倒れた。
スピードは遅かったけど結構な衝撃で動けずにいたらがばっ!とのしかかられて押さえ込まれた。
痴漢だ!ってすぐわかったけど全然声がでなくて、助けを呼ぶ声じゃなく抵抗の声しか出せずやだ、やめて、いやだしか言えず…
ハアハアされてそうこうしてたらあっという間に離れてポツンと置き去りにされた。
しばらく呆然としていたけどあまりのショックと体の痛み、ジーンズのアレと思われる汚れにも気づいてそのまま泣き出してしまった。
腰が抜けて立ち上がれなかったのもある…

そしたら、少し離れたところから犬をつれた老夫婦が駆け寄って来てどうしたの!?と声をかけてくれ、痴漢…自転車倒されて…とボロボロ泣きながら説明を。
するとおじいさんが奥さんに「そこの家に電話借りて通報しろ!君は待ってろ!心配ない!」といって「○○号!行くぞ!」と走り出した。


644 名前:おさかなくわえた名無しさん@\(^o^)/[sage] 投稿日:2014/04/19(土) 23:48:22.61 ID:YiwiuJdN
しばらくして救急車が来て、パトカーも来てくれ、寮の先生も来てとりあえず病院に…と移動することに。
おじいさんの奥さんもついてきてくれた。
傷の治療を受け、衣服も証拠として提出、先生の奥さんが着替えのスウェットを持って来てくれて婦警さんに事情聴取を受けて…
すると別の婦警さんがきて、被疑者確保との連絡。
まだ犯人の特徴も黒い服…とかくらいしか言えてなかったのに。

そしたら、おじいさんの奥さんがひょこっと顔を出して「心配ないよ。おじいさんと○○が見つけたんだよ。」と。

あの犬は大きなシェパードで賢そうだったけど、まさに嘱託の警察犬で、おじいさんも退役警察官だったそう。
隠れてタバコを吸う学生が恐れる犬をつれた「タバコ狩りのじーさん」でそちらの輩には有名なおじいさんらしかった。

そのときはもう襲われたショックでガタガタだったけど、すぐ犯人が捕まったことや生来の竹割の性格で早々に立ち直れて、本当にあの夫婦と犬君のおかげで病まずに済んだ。

先日、おじいさんが亡くなったとの知らせを受けお線香を上げにうかがって改めて感謝を伝えさせてもらった。
奥さんとあの時のことを話し、あの時は惚れ直したわよ~、いや!私も惚れそうでした!と笑い合い、ずっと寄り添ってくれてその後も心の傷にならないようにと声をかけ続けてくれた奥さんにも深く感謝。
私にとってのヒーローな夫婦と犬君の話。

俺の母親は、俺が2歳の時にがんで死んだそうだ。
まだ物心つく前のことだから、当時はあまり寂しいなんていう感情もあまりわかなかった。
この手の話でよくあるような、「母親がいない事を理由にいじめられる」なんて事も全然なくて、
良い友達に恵まれて、それなりに充実した少年時代だったと思う。
こんな風に片親なのに人並み以上に楽しく毎日を送れていたのは、
やはり他ならぬ父の頑張りがあったからだと今も思う。

あれは俺が小学校に入学してすぐにあった、父母同伴の遠足から帰ってきたときのこと。
父は仕事で忙しいことがわかっていたので、一緒に来られないことを憎んだりはしなかった。
一人お弁当を食べる俺を、友達のY君とそのお母さんが一緒に食べようって誘ってくれて、寂しくもなかった。
でもなんとなく、Y君のお弁当に入っていた星形のにんじんがなぜだかとっても羨ましくなって、
その日仕事から帰ったばかりの父に「僕のお弁当のにんじんも星の形がいい」ってお願いしたんだ。
当時の俺はガキなりにも母親がいないという家庭環境に気を使ったりしてて、
「何でうちにはお母さんがいないの」なんてことも父には一度だって聞いたことがなかった。
星の形のにんじんだって、ただ単純にかっこいいからって、羨ましかっただけだったんだ。
でも父にはそれが、母親がいない俺が一生懸命文句を言っているみたいに見えて、とても悲しかったらしい。
突然俺をかき抱いて「ごめんな、ごめんな」って言ってわんわん泣いたんだ。
いつも厳しくって、何かいたずらをしようものなら遠慮なくゲンコツを落としてきた父の泣き顔を見たのはそれがはじめて。
同時に何で親父が泣いてるかわかっちゃって、俺も悲しくなって台所で男二人抱き合ってわんわん泣いたっけ。

それからというもの、俺の弁当に入ってるにんじんは、ずっと星の形をしてた。
高校になってもそれは続いて、いい加減恥ずかしくなってきて「もういいよ」なんて俺が言っても、
「お前だってそれを見るたび恥ずかしい過去を思い出せるだろ」って冗談めかして笑ったっけ。

そんな父も、今年結婚をした。相手は俺が羨ましくなるくらい気立てのいい女性だ。
結婚式のスピーチの時、俺が「星の形のにんじん」の話をしたとき、親父は人前だってのに、またわんわん泣いた。
でもそんな親父よりも、再婚相手の女の人のほうがもらい泣きしてもっとわんわん泣いてたっけ。
良い相手を見つけられて、ほんとうに良かったね。
心からおめでとう。そしてありがとう、お父さん。

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淡々とリブログ中。